公図の有料化

ヨッパライの戯言の中に、『昔、公図のうち紙図の所謂、旧土地台帳附属地図は無料でした。』と書きました。

昔って、いつごろのことでしょうか。

毎度のことながら、調べてみました。

不動産登記法の一部を改正する法律(平成5・4・23・法律 22号)
第3章中
第24条ノ2の次に次の1条を加える。
第24条ノ3 登記所ニ第17条ノ規定ニ依リ地図ガ備ヘラルル迄ノ間之ニ代ヘテ地図ニ準ズル図面ヲ備フ
  地図ニ準ズル図面ハ一筆又ハ数筆ノ土地毎ニ土地ノ位置、形状及ビ地番ヲ表示スルモノナルコトヲ要ス
  何人ト雖モ第1項ニ定ムル間手数料ヲ納付シテ利害ノ関係アル部分ニ限リ地図ニ準ズル図面ノ閲覧ヲ請求スルコトヲ得此場合ニ於テハ第21条第3項及び第4項ノ規定ヲ準用ス
  第10条、第22条第1項本文及ビ第24条ノ規定ハ第1項ニ定ムル間地図ニ準ズル図面ニ之ヲ準用ス

(施行期日)
1 この法律は、公布の日から起算して6月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。
不動産登記法の一部を改正する法律の施行期日を定める政令(平成5・6・25・政令225号)
不動産登記法の一部を改正する法律の施行期日は、平成5年10月1日とする。

登記手数料令の改正(平成5年6月25日政令第226号)
第3条に追加
3 地図に準ずる図面の閲覧についての手数料は、地図に準ずる図面1枚につき400円とする。

地図に準ずる図面の閲覧【追Ⅷ120】
 地図に準ずる図面についての閲覧の手数料は、地図についての取扱いと同様。
 (平5.7.30、民三第5,320号民事局長通達)


地図として定められていない旧土地台帳附属地図を地図に準ずる図面と位置づけて、手数料を払って、閲覧するようになりました。


スポンサーサイト
2012-11-28(Wed)
 

登録免許税についてヨッパライの戯言 02

前回は権利の登記の登録免許税について書きました。

ここでは、不動産に関する権利と書くべき、または権利に関する登記と書くべきでしょうか。

屁理屈を好むブログです

不動産登記法第1条では、『不動産の表示・不動産に関する権利』と言い、

不動産登記法第2条では、『表示に関する登記・権利に関する登記」なんですね。

この違いがわかりません。
すいませんアホで!この説明ができる方はコメントにて、説明を!よろしく・・・


では、今から本題です。

今回は、不動産の表示、表示に関する登記です。

何故、表題登記や地目変更等は、登録免許税がいらないのでしょうか。

創設登記は登録免許税必要で、報告的登記はタダ。
ってのは、解かってるってより、そんなもんだと思わされている。
登記行政に洗脳されているのか。

昔、公図のうち紙図の所謂、旧土地台帳附属地図は無料でした。
また、商業・法人登記簿の閲覧も無料でした。


しかし、有料になりました。何故でしょうか。
法務局職員に手間が掛かるからっとことでした。
この公図有料化及び法人登記簿閲覧有料化については、また調べてみたいと思います。
知らない人が多いんでしょね。

では、表示の登記の内、タダのものは法務局職員の手間は簡単でしょうか。
いえいえ、大変な作業ですよね。それがタダ!!!
やはり、お上の仕事ですね。

土地家屋調査士の報酬は、どのぐらいでしょうか。
現場にて測量・調査にて莫大な労力や高価な機材が必要ですから、それはそれは・・・。

法務局も、表示の登記は、実地調査なるものもありますし、権利の登記より多大な手数が掛かります。
法務局の職員は大変なのです。

だけど、元職員として、権利より表示のほうが楽しかった気がします。仕事に楽しいなんて、御幣・語弊があるかもしれませんが、惰性で行く権利より、刺激のある表示のほうが、屁理屈をこねる私に合っていたんでしょうか。

そうですね。
表示にも登録免許税の徴収を、したら如何でしょうか。

いくら公務員でも、タダ働きはどうなんでしょうか。



またまた、ヨッパライの戯言でした。

2012-11-25(Sun)
 

香嵐渓に行ってきました

この記事を閲覧するにはパスワードが必要です
パスワード入力
2012-11-21(Wed)
 

登録免許税についてヨッパライの戯言 01

登録免許税については、2010-03-16(Tue) 課税価格は評価額?で書きました。

ここで、当分の間評価額と説明してあります。

なぜ評価額を基準として登録免許税を算出しなければならないのか。

不思議ではありませんか?

当然と思っていませんか?


登記をする場合、

1億円の評価の不動産を売買するも100万円の評価の不動産も登記情報(登記簿)へは同じ登記記録です。

150万円払っても、15,000円でも同じ登記の記載です。法務局の職員の手数は全く同じですね。

評価の安い農地の場合には、50筆の相続をしても、登録免許税はほんの僅かです。登記をする手数は50倍掛かります。法務局の職員の皆さんご苦労さんです。

不動産を移転した際には、登録免許税以外に不動産取得税やもろもろの税金を支払います。



ですから、不動産の個数に応じた登録免許税ではどうでしょうか。いわゆる定額課税ですね。

1筆の登記に対して、1000円とか1万円とかにすればどうでしょうか。

評価証明書も要りません。もろもろの減税措置も、この際やめれば、

登記の処理がめちゃめちゃ早くなります。

結構、登録免許税の計算って、時間を費やすのですよ(私の場合、頭悪くてすいません)。

また、法務局では、この登記の登録免許税等を足し算した月表なる統計を、作成しなければならないのです。
統計を担当した者は、結構苦労しているんですよ(私は、好きでしたゴメン)。
定額課税であれば、足し算をしなくて良いんですね。(いまは、コンピシステムにて計算はされます)


すみません。酒を飲みすぎたヨッパライの戯言でした。





2012-11-19(Mon)
 

追加抵当権設定の利息等

今回、追加抵当権設定の登記申請を多々頂きました。

最初の設定の時から年数が経ち、利息も残存債権額も下がってきています。

では、そのような場合の追加抵当権設定登記は、


☆抵当権の追加設定登記申請の前提として前の抵当権登記について利率引下げによる変更登記をすることの要否【追Ⅳ543】
抵当権設定登記後利率の引下げがあつた場合、引下げ後の利率を記載して追加抵当権設定の登記申請をすることOK
(昭41.12.1、民事甲第3,322号民事局長回答)

☆減少前の債権額を債権額とした抵当権設定登記申請の受否【追Ⅳ545】
債権額△△万円(現在額◇◇万円)と記載のある追加設定契約書を添付して、債権額を△△万円とする設定登記の申請はOK
(昭41.12.6、民事甲第3,369号民事局長回答)

☆抵当権設定契約後に債権額の一部が弁済された場合の残存債権についての抵当権設定登記申請の受否【追Ⅱ441】
抵当権設定契約後に債権の一部が弁済され、現存する債権額についての抵当権設定の登記の申請はOK
(昭34.5.6、民事甲第900号民事局長通達)

★追加抵当権設定登記の前に債権の一部を弁済した場合の取扱い(登研163号)
昭和34年5月6日民事甲900号民事局長通達は、追加担保としての抵当権の設定登記についてもOK 
等ありました。

追加します。

★抵当権の債務者の表示変更と追加設定(登研425号)
 既登記抵当権の債務者の住所に変更があったが、変更後の住所で債務者を表示した追加設定登記申請はOK

★抵当権の追加設定登記と既登記抵当権者の表示変更登記の要否(登研560号)
既登記抵当権の抵当権者の本店及び商号が変更されている場合、変更を証する書面を添付し、変更後の本店及び商号を表示した追加設定の登記の申請はOK


2012-11-16(Fri)
 

天保国絵図

この記事を閲覧するにはパスワードが必要です
パスワード入力
2012-11-14(Wed)
 

共同担保目録 3

ではでは、現在の新登記法の下では、共同担保目録はどのようになったのでしょうか?これも、調べてみると面白いかも?

で、調べてみました。

変な意味で面白い(?)です。


新不動産登記法における共同担保目録は、

不動産登記法
第83条にて、担保権の登記事項を揚げていて、
四 二以上の不動産に関する権利を目的とするときは、当該二以上の不動産及び当該権利
登記官は、前項第四号に掲げる事項を明らかにするため、法務省令で定めるところにより、共同担保目録を作成することができる。

とあり、

不動産登記規則
第166条 登記官は、二以上の不動産に関する権利を目的とする担保権の保存又は設定の登記の申請があった場合において、当該申請に基づく登記をするとき(第百六十八条第二項に規定する場合を除く。)は、次条に定めるところにより共同担保目録を作成し、当該担保権の登記の末尾に共同担保目録の記号及び目録番号を記録しなければならない。

第167条 登記官は、共同担保目録を作成するときは、次に掲げる事項を記録しなければならない。
        省     略

第168条は、追加共同担保の時の、登記記録と共同担保目録への記録、作成の手続 (要旨)

であって、現在は登記申請に際し共同担保目録の添付もないため、記載方法や添付枚数に司法書士の方々は、頭を悩ませることはなくなりました。よかったですねぇ。(イヤミ)

抵当権の他の管轄と同一契約書にて設定(同時設定)の場合は、規則166条によって、先に申請した庁と後で申請した庁も、申請物件(記入にて自動創成される)と他管轄物件(記入担当者が他管轄物件の手作業で記録をする)の共同担保目録を登記官が作成する事になります。

追加抵当権の場合も、168条によって登記官によって記録、作成されます。


不動産登記法では、「 共同担保目録を作成することができる。」といいながら、規則では、「共同担保目録を作成し、・・・記録しなければならない。」って、・・・

変な意味で、面白い。


2012-11-12(Mon)
 

共同担保目録 2

では、不動産登記法第122条の変遷は、・・・

明治32年法律第24号にて施行された不動産登記法第122条M32.jpg
では、

第122条 数箇ノ不動産ニ関スル権利ヲ目的トスル先取特権、質権又ハ抵当権ノ保存又ハ設定ノ登記ヲ申請スル場合ニ於テハ申請書ニ各不動産ニ関スル権利ノ表示ヲ為スコトヲ要ス
が、

大正2年法律第18号T02.jpg

第122条ノ2 前条ノ場合ニ於イテ不動産ガ5箇以上ナルトキハ申請書ニ共同担保目録ヲ添付スルコトヲ要ス

と、大正2年に条文の追加で、不動産が5個以上の場合には共同担保目録を添付するようになりました。

それが、

昭和35年法律14号
第122条ニ次ノ2項ヲ加エル。
前項ノ場合ニ於テ不動産ガ5箇以上ナルトキハ申請書ニ共同担保目録ヲ添付スルコトヲ要ス
前項ノ目録ニハ各不動産ニ関スル権利ノ表示ヲ為シ申請人之ニ署名、捺印スルコトヲ要ス
第122条ノ2ヲ削ル。

昭和35年に、条文の整理がなされました。

そして、

昭和39年法律第18号
第122条第2項中「前項ノ場合ニ於テ不動産ガ5箇以上ナルトキハ申請書ニ」ヲ「前項ノ申請書ニワ」ニ改メ、同条第3項ヲ削ル
となり、複数の不動産を共同担保として設定する場合には、共同担保目録の添付が必要となりました。

新不動産登記法が施行されるまでの不動産登記法第122条は、

数箇ノ不動産ニ関スル権利ヲ目的トスル先取特権、質権又ハ抵当権ノ保存又ハ設定ノ登記ヲ申請スル場合ニ於テハ申請書ニ各不動産ニ関スル権利ノ表示ヲ為スコトヲ要ス
2  前項ノ申請書ニハ共同担保目録ヲ添付スルコトヲ要ス

となりました。


すごいですね。昔の資料をインターネットで見ることができるなんて、

ではでは、現在の新登記法の下では、共同担保目録はどのようになったのでしょうか?

これも、調べてみると面白いかも?

2012-11-07(Wed)
 

共同担保目録 1

先日、昭和38年の根抵当権の抹消の登記申請をしました。

土地2筆の共同根抵当権設定の登記でしたが、共同担保目録がなくて、共同担保として他の土地の表示がなされていました。

昔、共同担保目録は5筆以上の場合に添付するようなことを聞いていましたが、さて何時の頃のことでしょうか。


では、不動産登記法第122条の変遷を調べてみましょう。

どのように調べるのか、調べ方をお教えします。
すべて、インターネットにて調べることができます。
このようなすばらしいデータを公開していただいて、滅茶苦茶助かります。
本当に、ありがとうございます。

まず、『法なび法令検索』にて、「旧不動産登記法」で検索します。
廃止された不動産登記法が表示されます。
ここで、【 改正履歴等一覧 】をクリックして、不動産登記法の改正された沿革を表示させます。
この沿革一覧にて、アンダーラインがありリンクしている改正法律は、そのリンク先に表示されています。
不動産登記法では、昭和22年からです。
それ以前の改正法律は、『国立公文書館デジタルアーカイブ』で調べます。

では、明治32年法律第24号「不動産登記法」の公布時の条文を調べます。

これは、『国立公文書館デジタルアーカイブ』にて、「不動産登記法」にて検索します。

ここで、最初の第122条を調べましょう。

明治38年法律第39号を『国立公文書館デジタルアーカイブ』にて、「不動産登記法」と検索し作成順に切り替えます。
そして、明治38年の不動産登記法ヲ定ムを開き、第122条を調べます。
次に、明治44年法律第12号と調べ、次に大正2年法律第18号と調べるとヒットしました。
このように、『国立公文書館デジタルアーカイブ』にて、繰り返し調べます。

このような仕方で調べるってこと、大変であるけれど、結構面白いですよ。クイズを解いていくような感じで、楽しい時間かなぁ!!!

そして、このような作業をして、たった1条ですが、時間をかけて調べることにより、深くその条文を理解することができるようになると思います。


ではその結果、不動産登記法第122条が以下のように、調べることができました。

この結果は、もったいぶって、次回に・・・

2012-11-05(Mon)
 

「いまさら聞けない登記手続」研修資料のダウンロード結果

この記事を閲覧するにはパスワードが必要です
パスワード入力
2012-11-02(Fri)
 
FC2カウンター
天気予報
プロフィール

さとうかずま

Author:さとうかずま
浜松市:舘山寺町


備忘録代わりの、屁理屈と偏った拘りのブログ。